児童、SDGsへ理解
過去記事旭ケ丘小 ユニセフ協会招き授業
【2022年05月18日(水) 岐阜新聞 朝刊】
関市旭ケ丘の旭ケ丘小学校で17日、持続可能な開発目標(SDGs)への学びを深めるための出前授業が開かれた。
世界各国子どもたちが置かれた状況などに理解を深める児童=関市旭ケ丘、旭ケ丘小学校
ネパール人の水がめ運び体験
ネパールの子どもたちが使っている水を運ぶための水がめを持つ児童=同
同校はSDGsに関する学習に力を入れており、年間を通じて学ぶ。今回は児童がテーマを決めて掘り下げていくため、さまざまな社会課題を学ぶ授業で、県ユニセフ協会のメンバー6人が講師を務めた。
4年生51人と6年生56人が参加。国連で採択された「子どもの権利条約」に関連したユニセフ(国連児童基金)の活動などを知り、児童労働や教育の機会の不均衡など、世界の各国の子どもたちが置かれている状況に理解を深めた。
その後、児童は三つのブースに分かれ、「水と衛生」のブースでは、ネパールの子どもたちが遠くの水源に水をくみに行くのに使う約15キロの真ちゅう製の水がめの運搬を体験。水の確保が厳しい地域があることに思いをはせた。
チョコ作りSDGs学ぶ
本田小でワークショップ
【2022年10月13日(木) 岐阜新聞 朝刊】
国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)を学ぶワークショップが、瑞穂市本田の本田小学校で開かれ、5年生約100人が企業や団体の取り組みを聞き、理解を深めた。
岐阜市のチョコレート専門店「トイヤマチチョコレート」の授業では、中南米のグアテマラやドミニカ産のカカオ豆と市販のチョコを食べ比べ、製造工程を体験した。材料費を安くするため行われている児童労働問題も学んだ。
同校では5年生がそれぞれ目標を決めてSDGsの学習を進めており、12月に欧州やアジアの日本人学校に学びを発表する。
チョコレートの製造を体験する児童=瑞穂市本田、本田小学校